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2019年07月02日投稿
住まいを長持ちさせるコツ 「梅雨時期の湿気対策編」
今年もジメジメとした梅雨がやってきました。
フローリングがしめっぽい、窓には結露が…梅雨時の湿気は不快感が大きく、健康にも住まいにもありがたいものではありません。そこで今回は、誰でも簡単に実践できる、梅雨時の湿気対策をご紹介します。
扉を開放する
湿気を防ぐには換気が大事。部屋の出入り口のドアだけじゃなく押し入れやクローゼットの扉もなるべく開放して空気を入れ替えましょう。
特に見落としがちなのがキッチンのシンク下です。水を使うので湿気が多く、さらにお湯を流した時に排水パイプを通じて熱も伝わるので、カビが発生する条件がそろってしまう場所です。
収納スペースは物を詰め込み過ぎない様にして、月に1回位は収納してる物を全部出して湿気がこもらないようにするとより効果的です。
収納する前に乾かす
水分を含んだものを押し入れやクローゼットに入れると当然湿気が充満してしまいますので、しっかりと乾かしてから収納するよう心がけましょう。
毎日使っている布団は、夜寝ている間に出た汗をたっぷりと吸い込んでいます。梅雨時は外に干すことは難しいので、布団乾燥機を活用しましょう。
外出時に着ていた服も体温で温められて、水分を多く含んでいます。脱いですぐにクローゼットに入れるのは避けて、しばらく風通しの良い室内で干してからしまって下さい。
空気の通り道を作る
空気の流れが止まっていると湿気を含んだ空気がよどんでしまい、カビが生える原因になってしまいます。いくら扉を開放していても部屋の隅っこなど、空気が流れないと意味がありません。
例えば、家具は壁にぴったりくっつけない、押し入れの布団と棚板の間にすのこを敷く等、空気の流れを確保できるよう工夫をしましょう。
また扇風機を使って無理やり空気を動かすのも効果的です。
エアコンや除湿器を使えば簡単かもしれませんが、電気代も気になりますし、気温があまり高くない時は体が冷えて体調を崩してしまったなんて事になったら意味がありませんよね。
換気と風を通すこと、これを常に頭の片隅に入れ、家の中から湿気を追い出して今年の梅雨は爽やかに乗り切りましょう。