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住まいの災害対策「台風編」

住まいの災害対策「台風編」

住まい・暮らし003

2018年09月15日投稿

住まいの災害対策「台風編」

住まいの災害対策「台風編」の画像

日本は昔から台風の多い風土で、平安時代に書かれた「源氏物語」にも、当時は野分(のわき)と呼ばれていた台風が登場しています。昔も今も台風に苦労させられるのは同じですが、近年は温暖化の影響もあり台風がより強力になっているようです。台風の被害が比較的少ないと言われている大阪でも、平成30年台風21号は大阪に上陸こそしませんでしたが、非常に強い勢力で大きな被害をもたらしました。そこで今回は、台風が来てもなるべく被害が起きないようにするには事前に何をするべきなのかをご紹介いたします。

家の外回り

台風の影響を最も受けるのはやはりお家の外まわりです。放っておくと雨漏りを引き起こし、ひいては建物の強度を落とす恐れもありますのでしっかりと対策を行いましょう。

屋根

予め雨漏りが無いか確認しておきましょう。木造住宅が雨漏りすると、侵入した水で構造体が腐ったり、白アリ被害の誘発など建物にとって大きなダメージになります。もし雨漏りを発見したらすぐに対処してください。また、台風の時は横殴りの雨が降ることもありますので、思わぬところから雨水が浸入するかもしれません。台風が過ぎた後も注意深く見てください。

台風のイラスト

雨どい

屋根などの雨を流すための雨どいが落ち葉や泥などで詰まっていると、水がはけ切らずに雨漏りの原因となりますので、もし詰まっていたら取り除きましょう。

強い風で飛ばされた物が窓ガラスに当たれば破損しますので雨戸やシャッターが付いていれば早めに閉めるようにしましょう。雨戸やシャッターが付いていない窓には飛散防止のフィルムを張るのも有効です。それでも念の為に、窓の近くに物を置かないようにしたり、カーテンを閉めておく、窓から離れた場所に待機する等、なるべく被害にあわないようにご注意ください。

植木や物置など

植木は屋内に移動させるか予め横倒しにしておきましょう。物置は移動が難しいのでアンカーで固定するか、ブロック等の重しになるものを中に入れると倒れにくくなります。ベランダの物干しざおも高い所から下ろしておきましょう。

非常用の備え

台風の時は停電になる可能性がありますので、懐中電灯や携帯ラジオが動作するかチェックしておきましょう。予備の乾電池の用意も忘れずに。断水にも備えて飲料水はもちろん、生活用水も浴槽に水をはるなどして確保しておきましょう。

非常時の備えのイラスト

台風情報の見方

台風情報では雨の量や風の強さをあらわす時に数値が使われます。数値と影響の例をあげますのでニュースを見る際の参考にしてください。

●風力階級表

風力階級表の画像

●雨の強さと降り方

雨の強さと降り方の画像

まとめ

過去には伊勢湾台風や室戸台風、枕崎台風をはじめとした大型台風が大きな被害をもたらしています。過去の教訓から国や市町村による台風への備えがされるようになり、日本の住宅自体も昔に比べればすいぶんと強固になりましたが、台風も強力化しているようですので、やはり備えあれば憂いなしです。今からしっかりと準備をしましょう!

大型台風が大きな被害のイラスト

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