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2018年09月01日投稿
住まいを長持ちさせるコツ
「メンテナンス編」
メンテナンスって重要なの?
せっかく手に入れたマイホームには少しでも永く快適に暮らしたいものですね。少し前までは木造住宅の寿命は25年と言われていましたが、現在は住宅の耐久性を上げる工法や工夫がなされ、適切なメンテナンスをすれば住宅の寿命は50年以上とも言われています。しかし、居住者全体(管理組合)で計画して修繕工事などを実施するマンションとは異なり、一戸建ては所有者自身が主体性をもって、メンテナンスやリフォーム工事に取り組まなければなりません。それでは「いつ頃」に「何を」メンテナンスすれば良いのか主なポイントを紹介します。
上記の表はあくまで目安の一つであり、メンテナンスの周期はお住まいの家の構造や材質、設備の耐久性などによっても異なります。大切なのはこまめな点検を行い問題が有れば補修などの対応をする事です。初期段階の補修なら少ない費用ですむはずだったのに、明らかな不具合が発生してからだとかえって多くの費用が掛かってしまったという事にもなりかねません。その一方で、外壁の塗替えや目地の打替え、屋根の葺き替えなどは家の回りに足場を組む必要が有りますので、その都度足場代を払うより一度にまとめて工事をした方が割安になることもあります。そう言った事もありますので、できれば日ごろから相談できるかかりつけ医のような存在の住宅会社さんを見つけておいたら安心ですね。いづれにしても、住まいを長持ちさせるためには、長期的な視点でしっかり計画を立てて「いつ、何を、どこまで」やるのかを所有者自身で決めておくことです。